料亭旅館に来た


山陰から一度大阪に出て、福山まで新幹線で移動。尾道に降りた。
ロープウェイが改修中の千光寺に登り、世界情勢の安定を祈った以外は移動の一日だった。

今日は尾道の料亭旅館魚信。
古風な建物と思いきや、本当に古い建造物で、明治に建てられたものをそのまま残しながら続けているのだそう。
とはいえ、もてなしの心は少しも薄らぐことなくテレビでもよく紹介され、女将もちょっとした有名人なのだとか。

当時木造3階建は珍しかったのではないだろうか。造りも面白く、迷路のように入り組む階段や廊下は子供のように探検したくなる。幼少の頃の実家を思わせる古くて大きな木枠の外にはすぐ眼下に尾道水道が広がり、船が通る度に波の当たる音が聞こえる。なんとも情趣の深い旅館ではないか!

料亭旅館なので、料理の素晴らしさは言うまでもないが、本当に細かいところまで心遣いを感じる納得の料理でした。

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